L-INSIGHT
L-INSIGHTについて

7つのポリシー

Policies

L-INSIGHTは、世界を見据え、未来を切り開く世界視力を備えた、次世代トップ研究者を育成するプログラムを開発、実証、普及することを目的とした事業です。優れた独創性、高度な専門性が認められる研究成果をあげ、次世代研究を担う研究者としての矜持を保ち、国際的なPrincipal Investigator(PI)となることを目標とする、志の高い優秀な若手研究者をL-INSIGHTフェローとして受け入れます。

  • 1
    基盤形成と実践の相互作用

    L-INSIGHTフェローによる世界視力の獲得・強化を支援するため、基幹プログラム群及び実践プログラム群から成る「基盤形成と実践の相互作用」を意図したプログラムを構築していきます。基幹プログラム群では、マインドセットの強化、キャリアアップ、チームワーク及びプロジェクトマネジメントのスキルアップなど、PIに必要な素養を自ら引き出し持続的に活性化させる術を理解する機会を提供します。さらに、実践プログラム群を通じてその術を自分のものとできるように、世界水準の研究者との交流を積極的に創成し、世界視力コンピテンシーに磨きをかける機会を創出します。基幹プログラム群を経て実践プログラム群に進んだ後、さらなるコンピテンシーの理解を深めたいと希望する場合には、基幹プログラムを追加受講することができる等の柔軟性を保持しています。

  • 2
    準テーラーメイド式

    L-INSIGHTフェローは全てのプログラムを受講する必要はなく、自らが設定する世界視力コンピテンシーの達成目標及び自己分析・評価を通じて、一連のプログラムの中から戦略的に受講選択できる「準テーラーメイド式」を採用しています。計画的にプログラムを受講・選択するにあたり、L-INSIGHTフェローは、受講支援メンター(後述)に相談することができます。

  • 3
    メンターによる支援的評価

    L-INSIGHTフェロー自らが世界視力コンピテンシーの達成目標を設定し、必要なマインドセット・スキルセットを意識しながら、自己評価を行うことを支援するために、L-INSIGHTフェローの専門領域あるいはフェローの希望要件に近い京都大学名誉教授に名誉教授メンターとして1名ずつご担当頂きます。L-INSIGHTフェローが自身の世界視力コンピテンシーの獲得・強化の進展を確認するため、メンターとの面談や受講歴等を記録するシステムを構築中です。プログラム受講と並行して、メンター等との対話及び助言を活用しながら、L-INSIGHTフェローが自己評価を行えるよう支援することを重視しています。

  • 4
    対話を通じたプログラムの共創

    L-INSIGHTは、若手研究者の視点と学内外の有識者の助言を取り入れて開発・改善し、共創してゆくプログラムです。例えば、「世界視力コンピテンシー」や、それぞれの達成度を自己評価するための参照項目としての判断基準の設定には、若手研究者及び学内外の有識者の意見を積極的に取り入れます。より適切な世界視力コンピテンシーと参照項目の見直しを行い、事業開始から10年間で世界視力コンピテンシーを完成するために、「対話を通じたプログラムの共創」を推進していきます。また、2021年度以降、L-INSIGHTフェローの提案によるプログラムも開始します。

  • 5
    国際機関との柔軟な連携

    京都大学の強みである国際研究機関との連携体制を活用し、海外拠点1及びパートナー機関・企業パートナー機関・連携機関からの協力を得て、L-INSIGHTフェローに共同研究に向けた若手研究者及びトップ人材と交流する機会、国際会議でのコンビ―ナーとしての経験を積む機会を提供します。「国際機関との柔軟な連携」として、「HeKKSaGOn」及び「On-site Laboratory」に加えて、京都大学の海外学術交流協定校及び戦略的パートナーシップ締結校を中心に、L-INSIGHTフェローが訪問先等を選定できる体制づくりを推進します。

  • 6
    産業界の実践力の活用

    産業界の視座からの助言を直接受けて、プログラムを開発することをL-INSIGHTは重視しています。若手研究者が産業界との知識交流を実現させる機会を創成するにあたり、L-INSIGHTは複数の企業パートナー機関との協働体制を整えています。例えば、産学合同で行う研究発表会及び合宿型プログラム、短期派遣等を通じ、L-INSIGHTフェロー及び企業研究者による共同研究を立案する機会を多数提供するとともに、産学の若手研究者間のネットワークの構築及び拡大を図ります。実践において世界視力コンピテンシーを活用するためには、企業が晒されている競争への理解等が必要となることから、「産業界の実践力の活用」を進めるため企業による人材育成の取組を参照し、企業研究者との学びの相乗効果を図ります。

  • 7
    経済的支援による自律的参加

    基幹プログラム群及び実践プログラム群の各種プログラムを積極的に受講する
    L-INSIGHTフェローには、「経済的支援による自律的参加」を促すために、「活動促進支援」を設けています。京都市以外において開催される、L-INSIGHT主催のプログラム受講に必要な旅費、及びプログラムを通じて得た研究成果を発信するための支援を行います。

    L-INSIGHTポリシーを基本として展開するプログラムの構成

    以上7つの特徴を基本として、各種プログラムを開発・実施し、一部のプログラムについては段階的に全学及び学外に展開します。また、パートナー機関(企業を含む)に所属する若手研究者の参画を促進するとともに、学外の機関への汎用性のあるプログラムの構築を目指して、2028年度までの期間適宜プログラムの総合化・体系化を図り、若手研究者育成のスタンダードモデルの構築に取り組みます。その後、近畿圏~西日本地域、最終的には全国にこのモデルを展開させていくことを目指しています。